買取店はリサイクル店リユース店?質屋との違いは何か?
- 2015-10-16
買取店と質屋の違いについて、
まずは、質屋とはどんなものなのか?
質屋雑学からスタート!
世界中にある質屋
欧米
出典先:http://wondertrip.jp/europe/1363.html
フランスでは公益質屋という制度が17世紀に始まったそうです。
市町村など、公の組織が行っていました。
貧しい人々に、質草を取り、低金利で貸し付けするという、社会福祉的役割も担っていました。
アメリカでは、質屋の家族がテレビ番組に取り上げらて大人気になってるそうです。
「ゴールド&シルバー質店」親子三代の質屋さんです。
アメリカお宝鑑定団 ポーン・スターズ
出典先:https://www.historychannel.co.jp/otakara/program/index1.html
アジア
香港に多く、治安が日本より良くないので、防弾ガラスで囲んだ刑務所のような所で商談するらしいです。なんか、怖いですね。
また、タイでは貨幣価値が変動しやすく、貨幣を信用していないので、アクセサリーや(金)ゴールドなどに変える人が多く、お金がなくなったらそれらを預け、ほとんどの人が受け出すそうです。
日本の質屋の歴史(始まりと、現在)
始まり
質屋という商売は700年代の鎌倉時代から始まっています。
歴史ある商売なんです。
出典先:https://ja.wikipedia.org/wiki/質屋
現在の質屋
昭和25年に現行の「質屋営業法」が制定。
各都道府県の公安委員会の許可が必要です。
昭和33年には2万1,539軒あった店も、平成16年には3,995軒に減少しました。
そもそも質屋とは?
出典先:http://www.irasutoya.com/2014/07/blog-post_5922.html
質・質草とは
そもそも「質」「質草」とは、お金を借りる保証として、預けておく”担保”のことです。
質屋のシステム
質屋とは、質草を預け、それに見合う資金を融通してもらうシステムです。
質屋あれこれ
保管設備は厳重に
お客様からお預かりした、大切な”担保”これは”質草”と呼ばれます。
法律で、質屋を開く際、安全性の水準は厳しく決められています。
保管設備が、丸ごと金庫のような感じです。
質草の流質期間(預かり期間)
質草の流質期間は、契約の日から3ヶ月というのも決まっています。
また、決まった利息を支払えば、質草の保管は延長されます。
利息
利息は1日あたり0.3%・月9%の限度額も法律で決まっています。
質屋の儲けのシステム
質屋の側から言えば、基本、利息で稼いでいるので、質草を返却しても、いいんです。
また、質草が流れても「安く買い取った」ことになるので、高く販売すれば利益が出るので、どちらに転んでも質屋は絶対損はしません。
質屋と買取の使い分け(賢い利用方法)
質屋を利用するのはこんな時
質屋には、手放したくないけど、お金が急に必要になった時に向いています。
質草を流す(手放す)人の割合は、半々だそうです。
また、流すつもりがないものは、1年以内に出さないと、
利息が元金とほぼ同じになるケースもありますのでご注意ください。
買取の利用をお勧めするのはこんな時
手放しても良い商品は、買取にした方がいいでしょう。
理由は質屋より、買取金額が高く設定されているからです。
わざわざ質屋に入れる必要性は全くありません。
また、質屋の利用は、未成年では利用できないのに対し、リサイクルショップでの買取は、未成年でも保護者の同意や承諾があれば利用できる店もあります。
また、最近は直接店舗に持ち込む他に、郵送または宅配便で買取をすることも可能になってきました。店によってはお電話一本で自宅まで査定に伺うことも可能です。
当社は出張でもご自宅に上がらず、玄関先での玄関買取が可能です。
※伺える地域などの条件有
また、手放す品物によって、専門性の高い所の方が、その商品の本当の価値が分かっているので、より高く売ることができます。
リサイクルとリユースの違い
もう、日本でもだいぶ根付いた感のある「リサイクル」。
ペットボトルや牛乳パック、新聞紙などがその代表格です。
そして「リユース」。こちらはリサイクルほどは馴染みのない言葉かもしれません。
二つの違いは何なのでしょうか?
リサイクル
リサイクルとは、1度使用した資源を回収して再利用することです。
ペットボトルなどはイメージしやすいかもしれません。
飲み終わったものを廃棄物として回収し、砕いたり加工し、
新たな素材として様々な製品に再加工してまた世の中に出る「再循環」を指します。
リサイクルのシンボルマーク
出典先:https://ja.wikipedia.org/wiki/リサイクル
リユース
それに対してリユースとは、1度使用された製品をそのまま、もしくは一部を
そのまま再利用することです。
昔、親戚のお姉さんのお下がりをもらった…これ、リユースと言います。
地域のバザーなんかもこれにあたります。
リサイクルが「再循環」なら、リユースは「再使用」なんです。
リデュース・リユース・リサイクル推進協議会では、
3R活動:英語のR(Reduce・Reuse・Recycle)をモチーフとした
活動啓発の為のロゴを作成。
3つの色はそれぞれ[オレンジ→人間] [グリーン→大地] [ブルー→空]を
表現しているんだとか。
出典先:https://ja.wikipedia.org/wiki/リサイクル
他に「リデュース」呼ばれるものもありますが、
「リデュース」とは、資源の消費そのものを抑える活動。
環境負荷を抑制し、製品を長持ちさせたりすることです。
トイレに大・小ボタンがあるのもこの活動の一つです。
リユースの大切さ
最後になりますが、先で述べた「質」「買取」は、このリユースに繋がります。
リサイクルショップとよく言いますが、厳密にはリユースショップなんです。
先に製品を使った方が、大切にそれを扱えば、次に使う方が気持ちよく長く使ってくれるでしょう。
また、不要な物は管理も大変。場所を取るし、劣化もします。そんな物があったら早めに「買取」して貰えば、家の中もスッキリ!買い取ってもらった代金を次の何かに使えます。また、次に使用する方も、なるべく良い状態のものなら、さらに喜ばれることでしょう。
みんなが笑顔になれる「買取」と「質」は「リユース」につながります。
絶対手放したくなり物は、取りあえず「質屋さんへ」
手放しても惜しくない物は、真っ先に「買取店へ」
使える物は「捨てない」で!
次の誰かにバトンタッチ★
譲ったり、売ったり、喜んでくれる誰かがいるんです!
限られた資源しかないこの地球。
リユース活動をもっと広めて、みんなで守っていきましょう!
出典先:http://free-photos.gatag.net/tag/宇宙?ssort=__reaction_buttons_4__________-pm&sdir=desc
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