物を持たない生活を目指す・ミニマリストが増えている
- 2016-02-07
昨年、２０１５年の流行語大賞の候補の言葉５０以内に入った、
「ミニマリスト」という言葉。
よくメディアでも取り上げられていたので、知ってる方も多いと思います。
そんなミニマリスト達の暮らしぶりと、良いと思う点、あまり良いと思わない点をピックアップしてみました。
あなたはミニマリストに憧れますか？
ミニマリスト関連本
▼ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ – （著：佐々木 典士）
出典先：http://www.amazon.co.jp/ぼくたちに、もうモノは必要ない%E3%80%82-断捨離からミニマリストへ-佐々木-典士/dp/4847093461
▼「何もない部屋」で暮らしたい（著：ミニマルライフ研究会）
出典先：http://www.amazon.co.jp/dp/4800247047/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_3?pf_rd_p=187205609&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_t=201&pf_rd_i=4847093461&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_r=1YM496BPC0H3S3JGAGQX
そもそもミニマリストとは
ネットで、その意味を検索しました。
ミニマリストの意味
最小限主義者（必要最低限の物で生活する人）だそうで、
自分に必要のない物を捨てる。もしくは必要か必要でないかを選別する。
ミニマリストの持っている物とは
基本、人それぞれですが、究極な人の物は、トランクひとつ分程度で、いつでも身軽に旅に行ける程度に少ないそうです。
出典先：http://minimarisuto.jp/ミニマリストの部屋/
ミニマリストを実践してみるには？
必要のない物を捨てる（断捨離）
普段使っている物を捨てる必要はありません。また、思い出の物など二度と手に入らない物は捨てなくても良いのです。自分に必要か必要でないかを選別するということがまず、ミニマリストの第一歩なのです。
洋服の管理。買うなら処分してから。
出典先：http://souji-shuno.com/kataduke/danshari/yofuku-5-handan-kijun
物を大切にしないことはいけないことだと思います。しかし、「処分しない」ことではありません。処分することは、もったいないことではないのです。捨てることもあるでしょうが、リユースショップなどに持って行けば「物を大切に」する精神まで捨てることはありません。
また、この洋服を最近着ないのは何故か？自分の心に問えば、納得し、処分することができるようになります。
買った分だけ処分すれば、スペースはいつも一定の品物の数が入っていることになります。管理も楽です。一説には、一人１００着あれば着まわせるとか。
毎日の自分のコーディネイトを写真に撮ると、客観的に自分の着こなしパターンが分かって、何が本当に好きなのかわかるようです。
一昨年話題になったベストセラー本、「フランス人は１０着しか服を持たない～パリで学んだ”暮らしの質を高める秘訣”～」も、洋服のミニマリストかもしれません。レビューをみると、本当に１０着ではないのらしいですが、必要最低限の洋服で上手にオシャレにコーディネイトするという話みたいです。
出典先：http://www.amazon.co.jp/フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質-を高める秘訣~-ジェニファー・L・スコット/dp/4479782990
物だけでなく、様々なことも整理する
具体的には、時間や人間関係などです。
例えば、あるミニマリストの主婦の方は、時間に追われた生活をしていました。しかし、シンプルに、●●掃除を５分だけ。それ以上はやらないなどと決めれば、自分のゆとり時間が増えます。要はその積み重ねなんです。時間は制限がないと、無限にあると思ってしまいがちです。短期集中で、残りの時間を自由時間にする作戦なんですね。
では、人間関係はどうでしょうか？
例えば頂き物です。捨てられないという方にはこんな心理が働いています。「一生懸命選んでくれたのだし、贈っていただいた方に悪いなぁ。」とても理解できます。しかし、贈り物を頂く機会はとても多いです。食べ物など消費できる物なら良いのですが、趣味でない物だって中にはあります。それは仕方のないことなのです。
頂く時に、感謝し、その後はしばらく眺めてから「売る」もしくは「喜んでくれる他の方に差し上げる」のが物も生かされ、良い処分方法だと思います。デジカメに撮っておいたり、手帳に何をいただいたか記録し、感謝の言葉を書いておくのもいいと思います。
出典先：http://worldlovestandard.com/shuri/blog/?p=905
そして自分の心の内側と向き合い、自分が無理して付き合う人を減らしていくようにするのです。自分が誰といると楽しいのか？自分を良い方向へ導いてくれる人は誰か？将来的に付き合って行きたい人か？
しかしながら、人間関係の断捨離はとても難しいようです。
けれど成功すれば、無駄な付き合いが減り、その分お金が貯まったり、見栄をはる事もなくなり、伸び伸びと自分の心に従って快適に過ごせるということです。
ミニマリストの幸せ探し、成功例と失敗例
ミニマリストの利点
色々な物や人間関係を捨てることで、自分が本当にしたいこと、欲しいものが炙り出されて来ます。どんな生き方をしたいか？自分にとって何が必要で幸せかが見えて来るのです。
部屋の空間が自由に使えます。
洋服がなければ、コーディネイトに時間もかかりません。時間も増えます。物をむやみに増やさないので、お金も貯まります。仕事の効率や集中に力を注げます。
出典先：http://blogos.com/article/147003/
なんだか良いことばかりに聞こえますが、反対の見方もあるので、掲載します。
ミニマリストの注意点
「ミニマリスト」という言葉にとらわれ、何でもかんでも捨ててしまう方が増えています。捨てることがどんどんエスカレートしてしまうのです。あくまで、本質は「必要、不必要の選別」です。必要な物まで捨ててしまうのは、ミニマリストではないでしょう。
また、物を持たないことばかりに気を取られ、災害時への備えまでカットしてしまう方も多いようです。最低限の食事などは用意しておきましょう。
出典先：http://ascii.jp/elem/000/000/819/819798/
また、自宅ではミニマリストですっきりした生活でも、一歩外に出れば、そこにいる人々のほとんどがミニマリストではありません。ですので、その落差をストレスとしないように気をつけましょう。
また、家族を巻き込むのもNG。特に極端な生活に子供を巻き込むと、周囲とコミュニケーションが取れない事態にもなりかねません。
素敵なミニマリストになるには
- ミニマリストの幸福感はあくまで自分の精神の中での話。人を巻き込んだり、自分がミニマリストと宣言するのはおかしな話です。
- 空いた時間で何か勉強をするなど、ミニマリストになったからこその「何か」を成し遂げる。人に認めてもらった時、実は、こんな生活してね、、、なんて自然にミニマリストの話をする。これ、かっこいいですね。
- 自分の脂肪もミニマリストする対象に。ダイエットに挑戦！無駄な贅肉を処分。これもミニマリストだったら自然な流れかも？
- ミニマリスト以外の人の生活を尊重する。ミニマリストになる人は、ついつい自分が上の人間であるというような錯覚に陥り、上から目線になりがち。「ミニマリストになって変わった」（変な風に）と、言われないように、謙虚に自分の幸せを追求しましょう。
まぁ、ここまで話してから何ですが、
思い出の物など捨てられない私にはちょっと無理と思いました。
今、多くのミニマリストがブログなどで私生活も公表しています。
興味ある方は、そういった方のライフスタイルを見てから判断すれば良いと思います。
ミニマリスト生活、
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